「オフサイトミーティング」という言葉を聞いたことがありますか？

簡単に説明すると、「気楽にまじめな話を普段とは離れた場所で行う」ということです。リラックスした雰囲気で話し合うことで、偏見や思い込みが薄れ、信頼関係が生まれ、様々な知恵が浮かぶ効果があると言われています。

この本は、半沢直樹風に、一人の若手社員が、オフサイトミーティングを使って組織改革を行う話で、面白く学ぶことができます。著者の柴田氏が説明するオフサイトミーティングのポイントは・・・

①聴くことを大切にし、価値観の押しつけをしない。 ②まとめをノルマから外す。 ③議論の入口で本質的な問題提起を行う。

 

柴田氏は、「創造は発散の中により実現する。」というのが実感で、良い議論は、最初に十分発散したうえでまとめに入っていくのが良いと言っています。「まとめをノルマから外す」ことで発散しやすくなる効果があります。

しかし難しいのが、下手をするとだらけてしまい、しまりのない議論になる為、「問題提起」が大事ということです。スポーツと会社では少し違うところはありますが、ロコ・ソラーレのモグモグタイムは、リラックスした中でお互い良い色々な発想が浮かぶ、オフサイトミーティングのように感じます。

「なぜ会社は変われないのか」柴田　昌治　　から

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