2022年12月2日
インナー・ワーク・ライフ仕事のパフォーマンスを上げる要因として、近年「インナー・ワーク・ライフ」があげられています。これは、仕事を通じての「感情」「認識」「モチベーション」の相互影響によって仕事のパフォーマンスが変わるということで、上司のマネジメントが重要と分析しています。
「仕事をやっていると何となく楽しみを感じ」、次に「達成感を感じ」、知らぬ間に「もっと頑張ろう」と、パフォーマンスが上がることは誰もが感じていることかもしれませんが、これを心理学者の著者が豊富なデータをもって分析・証明しました。では、上司のどのような行動がパフォーマンスを上げるかというと…日頃から部下の肩を叩いてほめたり励ましたり、また職場を楽しい雰囲気にすることが上げられます。(特に、最近の若者は、そうしないと辞めてしまうという風潮があり、そこを意識する方が多いのではないでしょうか。)
しかし、「マネージャーの最も大切な仕事」の著者(テレサ・アマビール)の分析では、”ほめる”励ます”“楽しい雰囲気”は、パフォーマンスには、あまり効果がないと言っています。一番大切なのは、“仕事を進めること”“人間として尊重すること”と分析しています。
そういえば自分自身振り返っても、仕事のパフォーマンスが上がったのは、“部下を育てよう”という気持ちがあって、“仕事のできる上司”の下で、今迄以上に事が進み、成果を上げたときだったように思います。
ちょっと違うかもしれませんが、「部下のミスは自分のミス、自分の手柄は部下の手柄!」という上司の下は、モチベーションが上がりますよね!
「マネージャーの最も大切な仕事ー95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力」ハーバードビジネススクール教授テレサ・アマビール から