2025年10月2日
シリーズ:人が育ち、組織が動く人事制度づくり③

第3回

制度がうまくいかないのは誰のせい?
─ 制度の失敗に潜む“見えない原因” ─

 

社長は理念を掲げ、計画をつくり、人事制度を整える──理屈としては正しい流れで、当所もこれを薦めています。しかし現場では「制度をつくったのに人が動かない」という声が起こります。

 

原因は幾つかありますが、根本的な問題として、社長と社員の「理念の違い」があげられます。

社長は「顧客満足」「社会への貢献」「従業員の幸せ」を掲げ、当然これに賛同してくれると思っていますが、社員の出発点は「自分や家族が幸せに生きられるか」。

この差が埋められないからです。

 

解決の出発点は、“共通の目標を見出す”ことです。会社の成長は社員の安定につながります。

会社が掲げる目標への取り組みは、社員の成長に繋がります。

しかし、これがなかなか伝わりません。

 

一致点をどう見いだすかが“関係性づくり”の第一歩になります。

しかし、そう簡単に一致点は見出せません。というわけで、

答えは「社員はいつか理解してくれる」と信じて、語り続ける姿勢「辛抱」にあります

 

徳川家康が亡くなる前に言いました・・・

人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。」

実は制度を動かすのは設計の巧みさではありません。

 

社長が“語り続ける辛抱”と“信じ切る心”です。泥臭くても、無駄に見えても──。

その姿勢こそが、制度を「形骸化」から「生きた仕組み」へと変える唯一の道なのです。


Newsお知らせ

2026.04.02

今月のひとこと


冒頭でも紹介しましたが、昨年の宍粟市さつきマラソンでは、最終関門を越えることができず、途中リタイアとなりました。   ブラインドランナーの本庄さんは、あのレースに「忘れ物がある。今年こそは完…
2026.04.02

知らないと危険な労務の話


最低賃金が、毎年、驚くべきペースで上昇しています。そこで気になるのが、「最低賃金の計算方法」です。 給与は、基本給・役職手当・家族手当など、様々な項目で支給されますが、どこまでが“賃金”として認められ…
2026.04.02

2026年4月からの主な法改正


2026年4月から、下記の事項に関する法改正が順次施行されます。企業に影響の大きい主な改正は、下記となります。 ■ 子ども・子育て支援金制度の開始 令和8年4月分(5月納付分)より、社会保険料として子…
2026.03.06

料率改定のおしらせ


2026年3月分より、 協会けんぽの健康保険料率および介護保険料率が変更   全国の平均健康保険料率は前年度から0.1%引き下げられ「9.90%」となります。 全国統一の介護保険料率は「1.…

ユニバー社会保険労務士・行政書士事務所


どんなことでもお気軽に、お問い合わせ・ご相談ください。
株式会社ユニバー経営サポート
一般社団法人兵庫事業承継サポート

メニューを閉じる