2023年8月1日
マイケル・ポーターの競争戦略当事務所は社労士事務所ということもあり、どちらかというと「組織と人」のコンサルティングに重きをおいていますが、市場で競争優位に立つ上で欠かせないのは、経営戦略と考えています。
「マイケル・ポーターの競争戦略」は、少し古典的な書籍ですが、ポーターのフレームは、自社のビジネスに置き換えやすく、経営戦略を考える上でお薦めの一冊です。私が大好きな星野リゾートの星野佳路さんも「マイケル・ポーターの競争戦略」を読み返しては、自社の経営に落とし込んでいるようです。(星野さんは、「トレードオフ」が一番重要と言っています。)
「マイケル・ポーターの競争戦略」を簡単に説明しますと。大事なキーワードは、「ポジショニング」「バリューチェーン」「トレードオフ」です。
自分なりの「土俵」を考案し、容易に真似できない仕組みで商品・サービスを提供する。限られた資本・人でやるので、何をやらないかを明確にする。(この三つを一言で説明できるビジネスは人を惹きつけます。)
実は、前回の”今月のひとこと”で話しましたが「一般社団法人事業承継協会兵庫支部」を立ち上げることになり、現在「マイケル・ポーターの競争戦略」を片手に、事業戦略を練っているところです。
「エッセンシャル版 マイケル・ポーターの競争戦略」ジョアン・マグレッタから