2023年12月1日
リーダーの仮面リーダーシップの書籍として今人気があり、多くのベンチャー企業でも取り入れられています。その内容は、一言で「リーダーは仮面を被って“いい人になるのはやめなさい”」ということです。
多様性が求められる今の社会では、リーダーは、「オーセィック(自分らしさ)」を大切にすることを第一とする考えが主流ですが、この本は一見真逆のことを言っています。
確かにリーダーは自分らしさが必要と思いますが、その人の成熟段階でポイントは変わってきます。色々な会社をみてきましたが、課題の一つが、いつまでもプレーヤーから抜け出せないマネージャーの存在です。
そんな人には、この本を読んで、「明日からはリーダーの仮面を被って、リーダーとしての仕事をしてください」と言うのが効果的かもしれません。
「リーダーの仮面」で重視するリーダーシップのポイント |
“ルール”→ 場の空気ではなく、言語化されたルールをつくる
“位置”→ 対等ではなく、上下の立場からコミュニケーションする
“利益”→ 人間的な魅力ではなく、利益の有無で人を動かす
“結果”→ プロセスを評価するのではなく、結果だけを見る
“成長”→ 目の前の成果だけではなく、未来の成長を選ぶ
リーダーの仮面を被って、プレーヤーからマネージャーになってね!!
「リーダーの仮面」株式会社識学 代表取締役 安藤広大 著