2022年12月6日
最高のコーチは、教えないかつては大谷翔平やダルビッシュ有を、そして現在は、佐々木朗希を指導している吉井理人は、筑波大学でスポーツコーチングを学ぶ等、深い知識に基づく指導方法は、職場の中でも十分活かせる内容かと思います。
本書のタイトルの、「最高のコーチは、教えない。」というのは、コーチが答えを言ってしまっては、自分で考えない習慣がつき、成長を止めることに繋がるので、自分自身の言葉で振り返りを語らせることが大切と説いています。
吉井コーチは試合が終わった翌日インタビューを設定します。 Q:昨日の投球は何点だった? A:60点です。 Q:60点をつけたプラス面とマイナス面は? A:・・・・・・ そして、試合前の状態やそのときのメンタルの状態を聴く Q:一週間前の練習はどうだった? A:・・・・・ Q:ピンチで打たれたとき、あるいは抑えたとき、どういう気持ちで投げていた? A:・・・・・ |
これを繰り返すことで、選手は成長に向けて自分で考える習慣がつくそうです。
漫然と同じことを繰り返しても成長できない。成長には自分の言葉で振り返りをさせることが大切。と説いています。
「最高のコーチは、教えない。」吉井理人(現千葉ロッテマリーンズ一軍投手コーチ)から