2022年12月6日
結果を出す「仕組み」の作り方

「実行力 結果を出す「仕組み」の作り方」はご存知、元大阪市長・大阪府知事の橋本徹さんの著書です。これが意外と、経営者が組織を動かすコツが随所に書かれています。特に参考になるなと思った内容を二点ご紹介します。

 

決まったことには従ってもらう

橋本さんの人事の特徴の一つに、選挙で真っ向から反対した人を、重要なポストにつけたことがあげられます、これは「様々な意見を聞きながら修正していき、できるだけ正解に近づける」為ですが、大切なことは、「最終的に決まったことに従う」ということを約束させていたことです。

「決まったことには従う」という原則を組織に守らせ、多様な意見を聞く

ポイントは、「決まったことに従う」を徹底することのようです。

 

 

優位の思考で進める

変革を行う場合、問題は必ず出てきます。問題があるから先延ばしするのではなく、メリット・デメリットを考え、比較優位で「よりまし」な方を選ばないと最善の選択はできません。しかし、比較優位で理屈では負けるが、経営者としてどうしてもやりたいことがあります。そのときは、理屈で負けていることを素直に認めた上で、社員に「お願い」して進めるという手を使っていたようです。

 

経営者の仕事は、決めること。反対意見は聞くが、比較優位の思考で進める。決めたことは従ってもらいます!!

 

「実行力 結果を出す「仕組み」の作り方」橋本徹 から


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