定期的に、上司と部下で、一対一で面談を行って、業務の進み具合を聞いたり、部下が気になっていることを尋ねたり、今迄の業務を振り返ることは、部下の成長・チーム力のアップにとても効果的です。

これを、「１on１ミーティング」といいます。１on１ミーティングのはじまりは、インテルのＣＥＯグローブ氏が担当部門のトップになったとき、部門のことをよく知らなかったので「部下に教えてもらうしかない」と考えて1対1で面談したのが始まりと言われています。（なーんだ、と思っちゃう始まりですよね。）

でも、様々な会社で取り組むうちに進化し、中でもヤフーは、1on1に力を入れており、この本は、同社が取り組んできた内容を多角的に分析し、解説しています。

1on1において、上司から部下へのはたらきかけのコツですが、コーチング、ティーチング、フィードバックの3つの方法を押さえておくと便利です。

コーチングは、質問しながら、相手の気づきを引き出す。ティーチングはどうすれば上手くいくかを教える。フィードバックは、どのように見えているか伝える。表にまとめると以下のとおりです。

色々コツはありますが、でも一番大切なことは、「相手の可能性を信じること」と言っています。

 

「ヤフーの1on1ー部下を成長させるコミュニケーションの技法」Zホールディング執行役員　本間浩輔　から

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